あまり知られていないが、鳩森神社(正式には鳩森八幡神社)にはパワースポットがある。
「千駄ヶ谷の富士塚」で東京都有形民族文化財に指定されている。
資料によると、寛政元年(1789)の築造と言われ、円墳形に土を盛り上げ、
富士山の溶岩を頂上近くに配している。
頂上に至る登山道は自然岩を用いた階段で、山腹にはクマザサが植えられてる。
山裾の御影石の里宮(浅間社)をはじめ、7合目には身祿様が安置されている洞窟、
烏帽子岩、釈迦の割れ石、山頂に ボク石で覆われている奥宮など富士山を再現している。
また富士塚の前にある池にみたてた場所には毎年開山式(6月3日)の頃菖蒲が咲く。
ビルに囲まれた都心では小さく映るが、登ってみると案外高いことに驚く。
写真は「千駄ヶ谷の富士塚」山頂からの眺望。