千駄ケ谷駅から徒歩8分ほどの所にある鶴の湯は昔ながらの味わいある銭湯だ。
番台があり、脱衣所からはガラス張りで湯場が見通せる。
湯船は2つ、身体に当てる泡も出ている。
壁面は富士山の絵が掲げられ、
脱衣所からは中庭の景色が楽しめ銭湯気分をより高めてくれる。
湯場に進入し身体を洗ってから湯に浸かる。熱めなのがうれしい。
「ぬるめの半身浴」などという貴兄もいるが、銭湯の湯は熱くなければいけない。
カランを前にルーチンワークを済ませ、もう一度湯に浸かる。長湯ができないこの熱さがたまらない。
使った場所を湯で流し、身体を拭き、再び脱衣所へ。
湯上がりは牛乳かコーヒー牛乳か…。やはりプロはフルーツ牛乳だろう。
しかし残念ながらフルーツ牛乳は無かったのでコーヒー牛乳にした。
中庭に出て池の金魚を眺め、腰に手をあて一気に飲む。
それからクーラーの風にあたり身体を冷やす。
帰り支度を済ませると銭湯の余韻が襲ってくる。また来ることを誓い銭湯タイムの終了だ。
全てが昔ながらの銭湯タイムが味わえ落ち着ける。
都心なのに中庭が望めるのもいい。
ここはストロングスタイルの銭湯と言えるだろう。
「鶴の湯」
渋谷区千駄ヶ谷4-16-4
03-3402-5808
15:30~23:30
月曜日定休